2009年12月4日:前回からまた半年がたってしまった。言い訳だがHPで大変。最近は遅まきながらTwitterしている。silicon_valley7.
Hadoop系の分散処理フレームにはまっている。HadoopWorldNYの参加レポートを日経コンピュータに掲載いただいたのでこちらで紹介する。
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金融機関でも採用が始まったHadoop
グーグル由来技術を企業内で活用
Hadoop World NY 2009 レポート
「 Hadoop」は米グーグルの大規模分散処理技術を模したオープンソースソフトウエ
アで、安価なPCサーバーを連ねて数T〜数Pバイトのデータを解析できる。最近は、
米VISAや米JPモルガンチェースのような大手金融機関も実用を開始した。米国
で開催された「Hadoop World NY 2009」のレポートを紹介する。 (本誌)
米グーグルは公式ブログの「私たち
がクラウドコンピューティングについ
て話すときに言う内容(What we talk
about when we talk about Cloud
Computing)」という記事で、同社のク
ラウド技術を次のように説明する。「サ
ーバー仮想化技術は、1台のサーバー
を複数に分割してその利用効率を向上
するものだ。グーグルのクラウドに対
するアプローチはその逆だ。大量のサ
ーバーをまとめて、1台の大きなスー
パーコンピュータを作り上げる」。
巨大なスーパーコンピュータを作り
すいません。続き日経コンピュータを購入し読んでください。
2009年6月7日:クラウドコンピューティングを支える技術要素=仮想化とよく言われる。特にVMWare等仮想化技術を提供する会社は軒並みクラウド志向を強く打ち出してきており、仮想化なくしてクラウドは成立しない!など最近(09の春くらい)言い出してきた。さてこれに噛み付いたのはクラウドの言いだしっぺのGoogleだ。確かにGoogleのクラウドプラットフォームサービスは所謂Hypervisorというコンピュータ仮想化の基本技術を使用していないのだ。いったいどの様に実現しているのか?Hadoopか?GFSか?そのなぞに迫る!
2009年6月5日:このホームページを立ち上げてから既に15ヶ月が経過し、その間にクラウドコンピューティングはIT業界における完全にメインストリームへと発展をとげた。あっという間にキャズムを駆け抜けたのか?
定義から実用化へ:現時点ではクラウドコンピューティングとはなんぞや?という議論はほぼ過去のものとなり一般企業における実用化へための議論・実装が進んでいる。(USでは)
ということで小職も実用化のためにクラウドイネーブラーやクラウドサービスプロバイダーと半年ほど四苦八苦してこのサイトもUpdateしていなかったが、
1.一般企業実用化へむけての課題
2.上記課題にチャレンジする様々なベンダーと技術
3.トレンド
を中心に今後再度気合をいれて更新していく。
早速最近発表になった連邦政府クラウドに関して:これは現在のクラウドコンピューティングの一連の動向の中でも相当重要な事象と考える。なぜなら、
1.比較的Legacyなワシントンが本気でクラウド化を検討しはめた=>一般企業もおちおちしれなれない!
2.今回でたFRIのためにほとんどの有名どころクラウド関連ベンダーがワシントンに呼ばれた(小職が関与してるベンダーも4社呼ばれた)=>現実論でみちている!
3.FRPはおそらく今後のクラウドコンピューティングサービスの雛形になりうる!=>現在あちこちで議論されてるCloudAPIの流れもここできまるか!(DODのIPにように。。)
詳細は以下をCHECK:これは必見!
連邦政府より5月13日にFRIが出た。
うわさでは連邦政府年間IT予算の半分はクラウド関連になるといわれており多くのベンダーがこのFRIに参加すると予想される。
またこのRFIの特徴は対象がIaaS(Infrastructure as a service)ベンダーとなっておりSaaSやPaaSは基本的には対象になっていない。
さらにある情報によると連邦政府はPrivateクラウドを作るつもりはなくあくまでPublicクラウドやCommunityクラウド(後ほど説明)からIaaSを利用するという思い切った方向性を出している模様。多くは最近CIOに就任したVivek Kundra氏の影響の様子
RFIの中で政府の考えるクラウドの定義や特徴がうまくまとまっているので以下に要約した。
クラウドコンピューティングの定義
最小限の管理や僅かなサービスプロバイダーの干渉で、共有された構成可能なコンピューティングリソース(ネットワーク、サーバ、ストレージ、アプリケーション、サービス等)を迅速にプロビジョニングしたりリリースでき、可用性や利便性、さらにはオンデマンドでのアクセスを可能にするPay-per-useモデルである。このクラウドモデルは可用性を促進し以下の5つの特性、3つのデリバリーモデル、4つのデプロイメント・モデルで成り立つ。
5つの特性:
1.オンデマンド・セルフサービス:サービスプロバイダーの人的干渉なしで必要なとき必要なだけリソースを利用できること
2.ユビキタスネットワークアクセス:様々なプラットフォーム(電話、PC、PDA等)から標準的な手法でアクセスできること
3.ローケーションに依存しないリソースプーリング:共有リソースはマルチテナントモデルで提供できユーザの必要に応じてダイナミックにアサイン可能であること。
またユーザはどこに共有リソースがあるか意識しないで使用可能なこと
4.迅速なイラスティシィティ:迅速で弾力性に富んだリソースをスケールアップ&ダウンできること
5.Pay-per-use:各種リソースの利用に関するMeteringやBilling機能を備えていること
3つのデリバリーモデル: SaaS/PaaS/IaaS: ユーザがコントロールするリソースという観点からわかりやすく切り分けている.つまりどこまで抽象化するか(柳下コメント)
SaaS: ユーザはネットワーク、サーバ、OS、ストレージ、個別のアプリケーションの機能に対する管理やコントロールは限られたユーザ向けの特別なアプリケーションの構成設定以外にはない。
PaaS: ユーザはネットワーク、サーバ、OS、ストレージに対する管理やコントロールはない。ただしアプリケーションやアプリケーションの構成設定に関するコントロールはあり。
IaaS: ユーザはアンダーレイのクラウドインフラに対する管理やコントロールはない。ただしOS、ストレージ、アプリケーション、さらには選択されたネットワークコンポーネント(例:Firewall,LB)に関するコントロールはあり。
4つのデプロイメント・モデル:
Private Cloud: 単一の組織用
Community Cloud: 複数の共通の関心(Mission,セキュリティ、ポリシー、コンプライアンス等)をもった組織用
Pubilic Cloud: Publicや大きな産業グループ用
Hybrid: 上記の組み合わせ
それぞれのデプロイメント・モデルはInternal とExternalの2種類がある。InternalはFirewallの内、ExternalはFirewallの外。
さらにRFIにはサービスを提供するベンダーに対して5つのカテゴリーで45の質問があります。(このRFIにおける一番の見所)
以下ではカテゴリーのみを紹介しますが各質問項目は中々示唆に富んでおりそのまま今後企業ユーザがクラウドを利用する際の検討項目の標準になりえる。(yanashitaコメント)
1. ビジネスモデル、価格モデル、SLAに関して 6項目
2. オペレーション・サポートに関して 15項目
3. データ管理に関して 6項目
4. セキュリティに関して 13項目
5. 相互互換性とポータビリティに関して 5項目
今後目がはなせないDEAL!